春の観光スポット

【岡崎桜まつり】

徳川家康の生誕の地である岡崎城は愛知県岡崎市に位置し、日本100名城に選ばれています。 岡崎城周辺には日本さくら名所100選(財団法人日本桜の会選定)に選ばれる岡崎公園があり4月になると毎年「岡崎桜まつり」が開催され、 岡崎公園、乙川及び伊賀川には約800本のソメイヨシノが咲き岡崎の春を彩ります。公園や河川沿いには150店舗近くの屋台が出店して、各地から観光客で賑わいます。 「岡崎桜まつり」の期間中はライトアップされ、夜桜がいっそう幻想的な景色になり東海随一といわれる美しさを誇ります。

【家康行列】

「家康行列」は岡崎桜まつりの中でも最大行事とされ、岡崎市が毎年行っている春の風物詩で、徳川家康公が亡くなった4月17日に近い日曜に開催し、 公募で選ばれた家康公を始めとする武士団、姫列など800余名が、市の中心部を練り歩きます。 行進中に、鉄砲隊と槍隊が演武を披露するほか、実況放送により沿道へ行列の内容が説明されます。 記念行事には著名人も参列することもあり、2006年度には俳優の松方弘樹さん、女優の井川遥さん。 2016年度は徳川家康役を里見浩太郎さん、行列を先導する交通パレードの岡崎警察署の一日署長として、女優の菊川怜さんが参列しています。 この「家康行列」には例年、30万人以上が訪れています。

【奥山田のしだれ桜】

岡崎市奥山田町にある「奥山田しだれ桜」は、1300年程前に持統天皇が御手植えされたと伝えられているエドヒガンザクラで、岡崎市の天然記念物に指定されています。 高さ17mから花が流れ落ちるように咲き誇り、その美しさに魅せられて多くの花見客が訪れます。 「奥山田のしだれ桜まつり」の期間中は、ライトアップも行なわれ、地元野菜の産直品・漬物などの加工品や抹茶、甘酒のなどの販売もあります。 奥山田のしだれ桜をモチーフにした「いにしえ桜」という歌もあるそうです。

【神明宮大祭(しんめいぐうたいさい)】

「神明さん」と呼ばれ、多くの人々に親しまれている神明宮の大祭は収穫を祈念する春祭りとされ、岡崎市観光文化百撰のひとつでもあり、 「神明宮大祭」は、菅生祭、岡崎天満宮とともに岡崎三大祭の一つとなっています。 大祭は氏子12ヶ町の人々によって運営され、「御神輿渡御」「山車宮入り」などの祭礼行事は、江戸時代中期からほぼ変わらず、 戦時下ですら絶えることなく現在に受け継がれています。 夜には一斉に提灯に点灯された8台の山車が高張提灯を先頭に各町を廻り神明宮へ向かい、祭りのクライマックスを迎えます。

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